直史の詩 キナバタガン川のほとりで 今はもう解き放たれた、その想いは空を遠く夢みた、あの熱帯の彼方をきっと、駆けていることだろう今はもう解き放たれた、その想いは未来をキナバタガン川に願い続けた幸せをきっと、祈っていることだろう今はもうその見つめるキャンバスは、まっさらでどこま... 2025.05.21 直史の詩
直史の詩 季節は風にのって 季節は風にのってゆっくりとこの土地にやってくるのだろう遅い春にうつむく山々や湖水たち雲は空にうかび山々の稜線に影が流れていく風は空をかけ湖水をわたり影を残していく雲も空も風もそして、この風景もそれは私と同じじっと季節を待ち続けている 2025.05.21 直史の詩
直史の詩 やわらかな風景 こんなにもやわらかな雲、青い空こんなにもふきわたる風、光る梢木々は遠く、郭公の声を響かせゆっくりと流れていくこの一日に私は深呼吸をしてそっと風景をみわたすやわらかな季節たちほんの少し自分を取り戻していくようだ 2025.05.21 直史の詩