昨日の日曜日は、妻の三回忌でした。妻と別れてからもう2年が経とうとしています。
長い長い闘病の果てに
「もう、眠ってもいいの」
「ごめんね、楽になっていいんだよ」
それが、私たち夫婦の最後の会話でした。
ずっとずっと、私のために生きてくれと言い続けた9年の歳月、最後に、私の言葉は、果たして妻に届いていたのでしょうか。
妻を送り、いろいろな片付けが終わって、家の中を見渡した時
心は遠くへ、そして歩き続つづけなければ、壊れてしまいそうな自分がそこにいました。私の旅は、あの日から始まったのかもしれません。
旅の始まりは、いつも懐かしい風景や言葉に巡り合える、そんな期待でいっぱい。
でも、旅の終わりは、いつもそこには、静まり返った部屋の明かりと、たった一人の自分がいました。だから、また、いつも、旅立たなくてはと思ったのです。
旅の終わりの暗い夜を置き去りにして
この輝かしい全ての始まりの時に、どこまでも、どこまでも、いっぱいに広がる青空に未来を感じて、私の旅は、これからも、そう、旅立たないではいられない。これが私の生き方なのです。
夢の中で
昨日から降り続く雨は
優しく僕をつつんで
ひと時、懐かしい夢をくれた
心の中に、帰ってきた魂は
やがて、ひとつになって
それは、長く忘れていた
満ち足りた思い
決して忘れてたわけじゃないんだ
でも
いろいろあったからね
僕はそういうと、そっと魂を抱きしめた
やがて
目覚めると、夢は消えて
西の空から
青い風がやってきた
新しい朝
新しい自分
新しい旅立ち
魂は、何も話さなかったけど
きっと伝えたかったんだ
この新しい明日を
コメント
9年間も、よく頑張ったね
それはきっと、瀧川さんの溢れんばかりの愛情があったから。
今、姿は見えずとも、目を閉じれば、いつもあなたの傍にいる。
これからも、きっと、ずっと、ずっと