直史の詩

やわらかな風景

直史の詩

こんなにも
やわらかな雲、青い空

こんなにも
ふきわたる風、光る梢

木々は遠く、郭公の声を響かせ
ゆっくりと流れていく
この一日に

私は深呼吸をして
そっと
風景をみわたす

やわらかな季節たち

ほんの少し
自分を取り戻していくようだ

コメント