直史の詩

真っ赤な空が

南アルプスのかなた見上げると真っ赤な空がどうした、俺を見てみろといっていた
直史の詩

やわらかな風景

こんなにもやわらかな雲、青い空こんなにもふきわたる風、光る梢木々は遠く、郭公の声を響かせゆっくりと流れていくこの一日に私は深呼吸をしてそっと風景をみわたすやわらかな季節たちほんの少し自分を取り戻していくようだ
直史の詩

3月の夜に

3月外ではまだ、風がうなっているでもおまえは暖かそうおやすみなさいまた明日
森のお家

森のお家(画像1)

森のお家

友達限定 「森のお家」

森のお家にいらっしゃい(2ー2)森のお家にいらっしゃい(2ー3)森のお家にいらっしゃい(2ー4)
直史の詩

僕はいつか、見失っていた大切なものをそして、求めてやまない想いを僕はいつか、失くしていたまっすぐな瞳をそして、遠くを見つめる眼差しを自分がわからなくなってただ、憧れだけが、かけめぐる夜は夢の中のあの森に出かけよう雨に包まれ霧が流れ全てが息を...
直史の詩

もう、遠くにいってしまった

父を施設にお願いした日夕暮れの空を見上げた思い出すのは私の夢を踏み潰し私を恋人から引き離し尊大で、利己的で、癇癪持ちででもなによりも、私を愛してくれた父不器用な人だった悪いのは、なによりも弱い私だって知ってた憎むことで、自分を守っていた私だ...
直史の詩

歩いていく

いつも、大股で、太陽の下を歩いていたいつも、前髪をかきあげては、風景のすべてを見わたしていたそれなのに木陰を歩くようになったのは、いつからだろうそれなのにアスファルトの影を、ただ、見つめるようになったのは、いつからだろう梅雨明けのような強い...
直史の詩

雨のはじまり

真夜中に、身体を横たえてじっとしていると何処からか、言葉がやってくるそれはきっと雨のはじまり私を私の中にそっと置いてくれる優しく、優しくしみわたっていく雨のはじまり
直史の詩

八ケ岳山麓

山麓は柔らかな雨私の庭は気持ちのいい緑でいっぱいでこぼれるように咲く、忘れな草の青や、クリンソウの赤に心がとけてしまいそうな朝