トレッキング

再び硫黄岳へ

今シーズン何回目かの、硫黄岳登山いつもと違うのは、単独ではないこと昔の山仲間が、私が再び登り始めたこと知って、いっしょに登ろうとやってきた。古びた登山靴、でこぼこのコッヘルと水ポリ、昨夜用意しておいたおにぎりをザックに入れて、三人で登山道を...
旅行

ひとすじの道⓪

はじまりからっぽの心を埋めたくて歩き続けた遠く風景が導いてくれるそんな朝を探して
直史の詩

月曜日の朝

月曜日の朝はいつも新しい朝古いものを脱ぎ捨てて思いっきり空を見上げ歩き始める朝
トレッキング

森の中で

北八ヶ岳の森をさまよっていると、男の子を連れた一人の女性登山者に出会った。○子 思わず声をかけそうになった。そこには、大学時代に付き合っていた、あの時のあの人がいた。あの時のままの、あの時の眼差し、心が激しく動いた。心を静めるように、遠い樹...
直史の詩

季節の中で

空と山稜のはざまで張りつめた精神が青にとけて、拡散していく目をつむれば風はふきわたり空は高らかに歌い始めるこの崇高な季節よ
旅行

ひとすじの道② 

2020年 11月22日 自宅~三河東郷駅(30㎞ 6h)北へ、それは単純なことだ、家の前の道をただただ北上する。道は柿の木街道と呼ばれ、11月の終わりには、道のあちこちに、葉も実も朱色に色づいた柿畑が続く。青い空の下、燃えるような朱色は、...
旅行

ひとすじの道①

ある日、ベットの中で目をさました、いつもと同じ朝コーヒーを飲みながら読んだ朝刊には、どこかのおじさんが歩き続けて、やがて日本一周をしたという記事が載っていた。明るい日差しの中で、はにかんでいる初老のおじさん。おじさんは、本当は、どこにいきた...
直史の詩

ある朝の空

青い空の真っ白なじゅうたんいつかここでまどろんだら遠い空やはるかに吹きわたる風やそんな出会いがあるかもしれない
直史の詩

月の光をあびて

私を照らすこの月が夜空を巡るこの刹那にどれだけの想いが同じ空を見上げているだろうか月のひかりをいっぱいに浴びて想いよ迷うことなく進めあなたらしくまっすぐに明日を歩め
自転車

雨の浜名湖ツーリング

ハマイチ(浜名湖一周)は約57㎞、私の家から行けば、往復20㎞ぐらいが追加される。天気予報は、昨日まで晴れだった。夜、ロードバイクのチェーンまわりにオイルをさし、タイヤに空気を入れた。そして、サイクルウェアを机に置いて、雨の音を聞きながら横...