八ヶ岳

旅行

バカたちがやってきた ②

もうだいぶ、月日が過ぎてしまったが、再びバカたちのことを書こうと思う八ヶ岳の私の山荘に、大学の友人、いわゆるバカたちがやってきたという話だった。メンバーの主力が来る前に、極めつけのおバカ二人が、一日前にやってきた。一人は、酒乱のM、大学一年...
旅行

ひとすじの道 ⑪

2020年 12月26日 辰野~諏訪湖~松本 40㎞ 8h辰野の町から望む空は、青く澄みわたっていた。道は天竜川とJR中央線に沿って進む。やがて、川は、その流れを緩やかにして、少し緑色の水をたたえた運河のような様相だ。あちこちで、カワウや野...
トレッキング

バカたちがやってきた①

これは映画のタイトルではありません。八ヶ岳の山荘はもともと私好みに一日を過ごせるようにと、自分の好きな絵がそこかしこにあって、大好きな交響楽や弦楽奏の音色が建物の梁や柱を震わせ、引きたてのコーヒーの匂いがほのかにただよう。そんな空間を作ろう...
トレッキング

再び硫黄岳へ

今シーズン何回目かの、硫黄岳登山いつもと違うのは、単独ではないこと昔の山仲間が、私が再び登り始めたこと知って、いっしょに登ろうとやってきた。古びた登山靴、でこぼこのコッヘルと水ポリ、昨夜用意しておいたおにぎりをザックに入れて、三人で登山道を...
直史の詩

はるかなもの

八ヶ岳をどこまでも見渡せるこの野原で沈み行く景色と最後の輝きに私の、すべてが、包まれていた時間は豊潤なまなざしで想いが静かに語り始めるこの時にああはるかなものよ私をふるいたたせよおまえの懐に私を深く深くいざなえ
トレッキング

八ヶ岳連峰 硫黄岳往復

今回手に入れた山荘はカラマツ林の中にある。別荘地の管理会社がいい加減で伐採もしないので、木々が伸び放題だと周辺住民は嘆くが、カラマツの深い森の中に山荘はたたずんで、いろんな野鳥の、その透明な声が響きわたる朝はたとえようもない。山荘の隣人は老...
旅行

はじまりの時

八ヶ岳の麓に居を構えるのは長年の夢だった。その夢を共に語った妻は病を得て、二年前に他界した。このまま一人で、生れ育ったこの土地で生きていくのだと思っていたのに、思いがけず、八ヶ岳の山麓に物件を見つけ、軽い気持ちで不動産会社に話を聞くうちに、...