直史の詩 闇、さんろぅ闇、山麓、暗闇 歩いていく 直史の詩 2023.06.19 午後の鉢巻道路を、東へ、ただただ歩く 日差しは、弱々しいまま、山なみの向こうに 消えていった やがて闇が、凍えるような影を抱いて 山麓に広がっていく 沈みそうな空、巡りはじめた星座 遠いまちの灯り こんなにも小さく こんなにも震えている 想い 今日の終わりに向かって 歩いていく 歩き続けていく 暗闇の中で 明日はまだ、見えない
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