旅行 ひとすじの道⑩ 2020年 12月25日 駒ヶ根~辰野 37㎞ 8h駒ヶ根のホテルから望む中央アルプスは、濃い雪雲に包まれていた。今日は一日こんな天気なんだろうか。しばらく見つめていると、雲がゆっくりと動いているのがわかる。やがて、青空がのぞくかもしれない... 2021.10.22 旅行
旅行 豊橋 街歩き2 記憶の風景(5) 松葉町 豊橋市民病院 豊橋市民病院が郊外の青竹町に移転してから、どのくらいたっただろう。新市民病院では、妻の闘病中、たいへんお世話になった。休日には、二人で屋上から海を見たり、誰もいない外来待合室を散歩したり、たまには一人で海まで散歩したりした。そして、最後の一... 2021.10.19 旅行
旅行 ひとすじの道⑨ 2020年 12月24日 飯田~駒ヶ根 35㎞ 7h私は再び、ここにやってきた。このひとすじの道に。青い空には、すじ雲がかかり、数時間後の天候の悪化を予感させていた。穏やかな起伏が続く伊那谷の丘は、田畑の枯れ草の色と、杉林のくすんだ緑と、そ... 2021.10.18 旅行
旅行 豊橋 街歩き2 記憶の風景(4)豊橋公園界隈 豊橋 街歩き2 記憶の風景(4)豊橋公園界隈街には、もう立ち止まってしまったり、風景としては消えてしまった。そういう記憶がある。豊橋公園周辺には、たくさんの記憶が残っている。その昔、吉田城は広い縄張りを持ち、城下町を従えていた。本丸の石垣、... 2021.10.17 旅行
旅行 ひとすじの道 ⑧ 2020年 12月13日 温田~泰阜村~飯田 30㎞ 6h天竜川沿いの谷間は白い霧で埋め尽くされていた。その白い空間は、淡くただよい、やがて、朝の光を受けいれて、かすかに輝こうとしていた。風が流れ、空気が動き始めると、あちこちで、緑の木々や... 2021.10.16 旅行
旅行 ひとすじの道⑦ 2020年 12月12日 伊那小沢~天龍村(平岡)~温田 16㎞ 3h平岡の町は朝日に輝いて見えた。それは、伊那小沢駅を出発した頃の寒々した雲が去り、山の端から太陽が顔を出したことよりも、そこに住む人々の生きている、その輝きを見ることができ... 2021.10.15 旅行
旅行 ひとすじの道⑥ 2020年 12月11日 水窪~大嵐~伊那小沢 33㎞ 7hこの町は、いつ目覚めるのだろう。早朝、水窪駅に自家用車を置いて、誰もいない商店街を過ぎると、旧富山村へと通じる道は青崩れ峠に向かう国道から別れ、ひっそりと山に分けいっていった。坂の... 2021.10.13 旅行
旅行 ひとすじの道⑤ 2020年 11月29日 中部天竜駅~水窪駅(24㎞ 5h)中部天竜の町は明るい陽光に包まれていた。目の前に流れる川が天竜川だといつ気づいたんだろう。佐久間ダムから流れ出た水は、上流にダムがあるとは思えないほど澄みきっていて、深い山々をぬう... 2021.10.13 旅行
旅行 豊橋 街歩き2 記憶の風景(3)大手町界隈 この季節になると、街を歩いていて、はっと立ち止まる時がある。ある日、突然、空気が香るのだ。それは、オーストラリアのユーカリの大地のように大気全体が香るというわけではなく、街のあちこちに香りのかたまりが漂っていて、ふいにその中に入り込むと幸せ... 2021.10.06 旅行
旅行 豊橋 街歩き2 記憶の風景(2)古本屋 街には、もう立ち止まってしまったり、風景としては消えてしまった、そういった記憶がある。古本屋のある街は、街の空間の味わいからして、どこか違う。豊橋に古本屋がなくなってどのくらいになるだろう。残念ながらBOOKOFFは私の中の古本屋ではない。... 2021.10.04 旅行